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薄毛の原因は?
薄毛とは

薄毛とは、頭髪量が少なくなって頭皮が見える状態のことを言います。
髪の毛の数が少なくなって頭皮が見えるようになる場合もあれば、頭髪量は変わらないものの、1本1本の髪の毛が細くなって薄毛になる場合もあります。
頭髪は1日50~100本程度が自然に抜け落ちていると言われていますが、これが150本以上になると病的な原因で脱毛が起こっていると考えられます。
主な薄毛の原因
主な薄毛の原因として、次のものがあると考えられています。
AGA(Androgenetic Alopecia:男性脱毛症)
主に男性ホルモンが原因で薄毛が起こる進行性の脱毛症です。
日本人の男性の3人に1人がAGAだと言われています。
びまん性脱毛症
女性の薄毛の主な原因で、ホルモンバランスの乱れやストレス、生活習慣の影響などで頭髪全体が薄くなります。
円形脱毛症
円形状に薄毛が起こり、脱毛斑が1個から複数個できます。
はっきりとした原因はわかっていませんが、自己免疫が関与していると考えられていて、ストレスが発症のトリガーとなることもあります。
脂漏性脱毛症
皮脂の分泌異常が原因で起こる薄毛で、ホルモンバラスの乱れ、過剰な洗髪、脂質の摂り過ぎなどが原因として考えられます。
頭髪が抜け落ちるだけでなく、頭皮の赤みやかゆみ、フケなどをともないます。
分娩後脱毛
分娩後、ホルモンバランスの乱れから薄毛になる場合があります。
男女の薄毛
AGA(男性型脱毛症)
AGAとは男性型脱毛症のことで、20代以降の男性に多くみられ、遺伝や男性ホルモンの影響により生え際や頭頂部の毛髪が薄くなる脱毛症です。
思春期以降に薄毛が気になり始めて、進行性なので治療しなければどんどん悪化していきます。
FAGA(女性男性型脱毛症)
女性にも男性ホルモンはあり、何らかの原因で女性ホルモンが減って男性ホルモンが多くなると、薄毛が起こる場合があります。
これをFAGA(女性男性型脱毛症)と言います。
主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の低下で、エストロゲンの低下により育毛・発毛作用が弱まり、さらに相対的に男性ホルモンが多くなることで発症に繋がります。
薄毛を予防するには?
健康的な生活を送ることが大事
特定の生活習慣が頭髪に悪影響をおよぼすというわけではなく、睡眠不足やストレス、過度な飲酒、喫煙など、皆様がご存知の“体に悪い”ことは頭髪にも悪影響をおよぼします。
髪の毛の元となる毛母細胞も1つの細胞で、それは身体の他の部分の細胞と変わりありません。
なので、一般的に体に悪いとされていることは、頭髪にも悪いので、健康的な生活を心がけることが薄毛の予防に繋がると言えます。
まずはシャンプーから変えてみてはいかがでしょうか?
ご使用中のシャンプーの配合成分を確認したことはありますか?
もし「これまで意識したことがない」というのなら、一度成分表をご確認ください。
例えば合成界面活性剤やエタノールが含まれているのなら、それらが不使用成分としてしっかり表記されているものに変えるのがおすすめです。
シャンプーの成分が必ず頭髪に悪影響をおよぼすわけではありませんが、普段の生活の中で簡単に取り組めることの1つとして、シャンプーの見直しをおすすめします。
こういう成分に注意しましょう
アルコール、石油由来界面活性剤、ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸Na、DEA、MEA、TEA、シリコン、フェノキシエタノール、パラベン、合成香料、合成着色料
リンス・コンディショナーの使用について
リンス・コンディショナーについては、男性に関してはほとんど使用する必要がないと考えています。
使用する場合でも、できるだけ頭皮に付かないように毛先だけに使用するのがおすすめです。
また市販されているリンス・コンディショナーの中にも、低刺激のものがありますので、そうした製品を選ぶようにしましょう。